ごあいさつ

バブル崩壊から30年が過ぎ、立ち直る間もなく、リーマンショック、そして、東日本大震災。度重なるピンチを経験し、かつて、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた日本は、最大の危機に直面しているようにも見えます。高齢化が進み、国の債務は年々増え続け、 GDPでも中国に抜かれ、長年続いていた世界第2位の経済大国の座を明け渡すことになりました。

かつて日本は、明治維新、第二次世界大戦の敗戦という二度のパラダイムシフトによる「変化」を経験することによって成長してきました。「ピンチはチャンス!」 ― ピンチが変化を生み、その変化がチャンスを生む。ピンチの度に、私たちが、何度も繰り返してきた言葉であります。

「変化」によって、ピンチを乗り越えてきた日本でありますが、明治維新、第二次世界大戦のいずれも、自ら進んで、「変化」したのではなく、外からの圧力がきっかけとなり、変わらざるをえなかったようです。「変化」は、成長のための大きなきっかけではありますが、よほどの圧力でもない限り、他人を変えることは、たやすいことではありません。

ただ、他人を変えることは出来なくても、自分が変わることによって、結果として、他人が何かに気づき、変わるということはあり得ることであります。

  1. まずは、自らが、たとえわずかでも自分の力で、成長し、光り輝く。
  2. その眩しさに照らされて、自分の周りに人が集まり、輝き始める。
  3. その周りの人たちに、今度は、自分が照らされて、更に、光り輝く。

この美しい連鎖が無限に続く世の中、争いはもちろん、現在の資本主義経済が陥りがちな、
互いが消耗しあう不当な競争などない、一人一人がオンリーワンの自分であり続け、調和の中で、尊敬しあい、
協力しあう世の中になるために、次代を担う子供たちに伝えたいこと。

それが、私たちの究極の理念である、
Brighten The World(自らが光り輝き、世の中、そして、世界を照らす)であります。

ブライトン.グループ代表 鈴木 由則