お知らせ 洛ゼミ

【応援メッセージ】2023年度入試 洛北・西京附中受検生へ

2023/01/12

本年度の洛ゼミの集団講座(通常講座・直前演習講座・洛北・西京テーマ別特訓)がすべて終了しました。ここから受検までの数日間は、みなさん1人ひとりが自ら考えて計画を立て、そしてそれを実行するのみとなりました。

そんな頑張る受検生たちに、洛ゼミの講師から応援メッセージを送ります。勉強の息抜きの時や受検直前に、ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

作文科

製作科

洛ゼミ代表

ブライトン.グループ代表

悩みに悩んで書いたのに、真っ赤で返ってきた作文。
ニガテが露わになったプラクティスの成績表。
解けるはずの問題を落とし、最低点を記録した直前演習講座。
手も足も出ない過去問を見て、親に志望校変更を迫られた日。

今日までの受検生生活で、一体あなたは何度悔しい思いを抱いたでしょうか。絶望したでしょうか。情けない、と自分を責めたでしょうか。

ここでは、そうした経験を「傷」と名付けることにしましょう。

「傷」が癒えるには、かなり時間がかかります。のみならず、今ある「傷」が完全に癒えるのを待たずして、それは増え続けます。同じところにさらに深い傷を負うことも珍しくありません。
そんな日々を過ごしてきたあなたは今、間違いなく「傷だらけ」の姿です。

ところで。 時は流れ、いよいよ本番が今週末に迫ってきました。
少しイメージしてみてください。
14日、あなたはあこがれの校舎の中、静まり返った教室で、試験官の説明に耳を傾けています。
開始の合図を待ちながら、「適性をみる検査」という文字と、使い慣れた時計の秒針を交互にじっと見つめる。
ひとりで座るあなたを、じわじわと緊張が襲う。
あたりを見まわしても、頼りにしてきた先生たちは一人もいません。

―そんなとき、あなたを支えるのは、いったい何でしょうか。

答えは、「傷」です。
添削をひもとき、もう一度書き直した作文。
頭を抱えながらも、解説冊子を開いたプラクティス。
もう見たくない気持ちを抑え、解きなおしをした直前演習講座。
解法を覚えるほどやりこんだ過去問。親に「それでもここに行きたい」と言ったあの時。

あなたが投げ出さなかったからこそその身につけた「傷」たちは、試験当日、「なによりも強力で絶対的な味方」へと姿を変えて、あなたとともにあります。

たしかにその場に、頼れるいつもの先生はいない。
でもそんなことは何ら問題ない。いまだに癒えないその「傷」は、他でもない努力の裏返しとして、50分間を駆け抜けるあなたの最強の並走者なのです。

だからもう大丈夫。まずは今日の日まで、傷さえ引き連れて歩んできた自分を誇ってください。
そしてその傷を、あなたの努力を一番近くで見とどけてきたその傷たちを、会場まで連れて行ってあげてほしいんです。

受検を迎えるみなさんへ

受検まで残りわずか,ここまで本当によく頑張りました。直前期まで頑張り続けた君たちはすごい!そして,本当にありがとう。 

言いたいことはたくさんありますが...みなさんを鼓舞するようなメッセージをたくさん,他の先生方が書いておられますので先生からは一つ。

通常講座,直前演習講座,個別指導,テーマ別特訓,タッチアップ...など形態は問わず,洛ゼミ生のみなさんからはありがたいことに,
「受検が終わると,洛ゼミが終わってしまってさみしい...」
「洛ゼミロス!」
「まだまだ洛ゼミに通いたかった!」
といった言葉をいただきます。
(先生たちとしては,そんな言葉をいただけるのはありがたい限りですが!)

ところがみなさん,安心してください。
間違いなく,中学生になったら洛ゼミより楽しいことがたくさんあります!

先生としては洛ゼミのことを忘れるくらい,これから充実した中学校生活,その先の人生を送ってほしいなと思っています。
だから,約束です!
受検が終わったら,洛ゼミのことを思い出す隙がないくらい充実した毎日を送ってください!
(逆に言えば,受検が終わるまであと少しだけ,毎日洛ゼミの先生が言っていたポイントを思い出して踏ん張りましょう!)

それでも,卒業後に洛ゼミのことを思い出してくれるなら.....思い出してほしい場面が一つだけあります。
それは「勉強がつらい」と感じた時です。
中学,高校,大学...と勉強はどんどん難しくなります。場合によっては,答えのない問題もたくさんでてきます。
勉強がつらい時は,自分がめちゃくちゃ頑張ったこの中学受検の記憶,そして自分がめちゃくちゃ頑張ることを心から応援するお家の方や洛ゼミの先生がいたことを思い出してくださいね。
小学6年生の自分が最後まで頑張っていた姿,そしてそれを心から応援する人たちを思い出したら,きっと勉強や困難に立ち向かう勇気が出ると思います。

みなさんには洛ゼミのことを忘れてほしいと言いましたが....洛ゼミを卒業しても,先生たちはみなさんのことを忘れません。いつまでも見守っていますよ!

みなさんの中学受検とこれからの人生に幸あれ。Good Luck!

洛北附中・西京附中を受検する皆さんへ

もうすぐ本番ですね。
今まで本当によく頑張りましたね。きっと辛い日も逃げ出したくなった日もあったと思います。それでもここまでやり切った皆さんは素晴らしいです。お疲れ様。

「最後の~」ばかり言われてきたと思うので、少しこれからの話をします。

皆さんがこれから中学・高校…と進んでいくと、もしかすると「努力することはかっこ悪い」と言う人が周りに現れるかもしれません。
テストなんかだと、「努力せずに点数を取った人がかっこいい」みたいなことを言う人が出てくるかもしれません。
先生にもそんな時期があったような気がします笑

でも、本当にそれは正しいのでしょうか?

そんなことはないと思います。いいえ、絶対にそんなことはないはずです。

皆さんには、これからの人生で楽しい経験をたくさんして頂きたいです。
旅行に行ったり、ゲームをしたり、おいしくて体に悪そうなものを食べたり、友達と夜通し語り合うこともあるかもしれません。
もちろん、好きな勉強を続けても良いし、スポーツや楽器に没頭するのでも良いです。
受検が終われば、皆さんが時間をどう使おうと自由です。

しかし、「何かに一生懸命打ち込む姿勢」はずっと忘れないでほしいと思います。

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、人間は体感時間の半分以上を20歳より前に終えるそうです。
これは、年を取れば取るほど新しい経験が少なくなるから、と言われています。
新しい経験、特に何かを精一杯頑張った経験をたくさんして、いつまでも濃い時間を過ごしてほしいと思います。
そして、辛くなったら、洛ゼミで頑張った経験を思い出してほしいと思います。

あと1週間もすると、受検の結果が「合格」「不合格」の形で表れると思います。
その結果によって、あなたの進む中学校は決まってしまいます。
しかし、あなたが眠い目をこすりながら机に向かった時間は、わけもわからないテーマの作文と格闘した時間は、直前期に不安に押しつぶされそうになった時間は、結果に関わらず間違いなくあなたの中に残り続けます。
そして、その辛い時間を乗り越えた経験は、間違いなくあなたの中に残り続けます。
これは、受検勉強を頑張ったあなたにしか与えられないプレゼントです。

最後に1つだけ
今まで本当にありがとう。皆さんの頑張る姿にいつも勇気づけられていました。
前に立った時に見える皆さんの真剣なまなざしが、手を真っ黒にしながらも最後の1秒まであきらめずに問題に立ち向かう姿が、壊れそうになるまでプリントが挟まれたスケジュールファイルが、作文用紙に紡がれる言葉の一つ一つが、先生の希望になっていました。
次会うのはいつですかね?14日の午後?18日の午後?それとも1年後、2年後…10年後ですかね?
笑顔で会えるのを楽しみにしています。
もし辛いことがあった時は、洛ゼミの先生たちのことを思い出してください。離れていても先生たちは皆さんの強い味方です。
今まで本当にありがとう。

2022年6月26日。

この日は、入試分析報告会。そして、私が皆さんと初めて出会った日です。
キャンパスプラザの大きな講義室には、たくさんの小学生と保護者の方たち。
そこで見たのは、壇上で輝く洛ゼミ講師と、目をキラキラとさせた皆さんの顔でした。
私は初めての光景に圧倒されながらも、
「もっと皆の力になりたい!」と意気込んだのを今でも覚えています。

しかし、その後の通常講座でお手伝いをしているときに見たのは、
明るい顔とは裏腹に生徒に残ったモヤモヤした気持ちと不安な表情でした。
「受検」というのは、一言に「大変」だけでは言えない。
複雑な思いが混じり合った、己との戦いだったんだと気づかされました。
皆さんは小学生にして、受検という壮大な旅をしていることに僕は胸を打たれました。

それから約半年。
毎週のスケジュールノートに書いた精一杯のコメント。
皆さんのプラクティスの採点。
すれ違ったときの何気ない会話。

それら全てが過去となり、「思い出」というラベルが貼られようとしています。
とはいっても、1番悩み、苦しみ、もがきながらも頑張った経験を積んできたのは、
紛れもなく洛ゼミ生の皆さんでしょう。

しかし、そんな皆さんに一つだけ聞きたいことがあります。

本当にこの記憶はアルバムにしまっていいのでしょうか?
「いい思い出だったなあ」で終わっていいのでしょうか?

もちろん、皆さんはそう思える受検生活だったと思えるならそれ以上のことはないでしょう。
それは皆さんが誇るべきことであり、講師の私たちにとっても誇りであることは間違いありません。

でも、皆さんには洛ゼミで得たことは「学び以外」にもあるはずです。
そこに目を向けて欲しいと、私は思っています。

皆さんが洛ゼミで得た経験の中で、学び以外に何が印象に残っていますか?
色んな意見が出ることでしょう。
作文のテーマにはもってこいの題材ですね。
ここでは一つの意見を出したいと思います。

私は、「縁」を得ることができました。
具体的に言えば、「皆さんとの出会い」です。
あの日、6月26日に見た光景。皆の輝く笑顔。集中した真剣な表情。
どれも、皆さんと出会えたからこそ、
私は自身の洛ゼミにおける使命に気付くことができました。
僕が思う使命は、「頑張りたいと思う限り、その背中をずっと支える存在であること。みんながそれを実行できる存在になってもらえること」です。
皆さんが、そんなことを学んでくれていたらいいなあ、とひそかに思っています。

人生は答えのない長旅だとよく表現されます。
正解がないのに選択を迫られ、後戻りはできないからですね。

でも、色んな人の道と交差し、並走しています。これが「縁」です。
皆さんにはこれからたくさんの「縁」があるでしょう。いい縁も、悪い縁もです。

もし悪い縁があったとき。苦しくなって、歩くのをやめたくなったとき。
そんな時は、「皆は誰かの支えになっている」ことを忘れずにいて欲しいと思います。
受検を頑張ってきた自分と、それを一生懸命に支えながら向き合ってきてくれた家族のようにです。
恥ずかしくて言えない「ありがとう」の一言は、あなたの周りを明るくする力があります。
受検を終えたとき、皆さんの変わらない笑顔で家族の皆に伝えてあげてください。
洛ゼミを卒業しても、皆さんが洛ゼミを想ってくれる限り
皆さんとの「縁」は繋がったままです。
またどこかで、巡り会えますように。
一人一人を誇りに思います。

最後に。ここまでよく頑張りましたね。
受検、全力で楽しんできてください。
10000人のうち600人しか出来ない素敵な体験を味わってくるんですから。

洛ゼミはずっと皆さんの味方です。みんな、本当にありがとう。

僕の生徒たちへ

入試というのはたったの1日で終わってしまいます。
それは、入試本番のその1日の「重み」を意味しています。
何十時間、何百時間かけて頑張ってきたことの結果がこの1日で決まってしまうのです。

入試本番は孤独です。
1分1秒、解答用紙に記入していくことで、不確定な自分の将来を、まさにあなた自身の手で、確定させていくのです。
洛ゼミの先生や家族は、そばにはいません。あなた一人で、やらなければいけないのです。

それは残酷なことです。
入試を通じて、あなたたちは、この世の中の残酷さを身をもって知らされることになります。
自分の思い通りに生きられるほど、この社会は、甘かったり優しかったりはしないのです。

僕も中学受験をしたときに経験しました。
その苦しさが痛いほどわかります。

でも、そんな僕が言います。
入試が終わった頃には、きっと、みなさんはこのようなことを実感できています。

元からの感性や、身につけてきた実力は、あなたを決して裏切りはしないということを。
大舞台でこそ発揮される自分自身の大事な強みがあるということを。
残酷で厳しい試練を乗り越えたあなたが、あなただけが、
手に入れることのできたものの大きさを。
あなた自身の、たしかな成長の証を。

洛北附中・西京附中を受検するみなさん

いよいよ受検本番が近づいてきましたね。今の心境はいかがですか。
「これまでしっかり勉強してきたから自信あるで。」
「別に自信があるわけではないけど、なんだか楽しみだわ。」
「緊張して、緊張し過ぎて吐きそう。」
人それぞれ、十人十色だと思います。緊張したっていいんです、手が震えたっていいんです、眠れなくたっていいんです、それが受検です。受検当日までで起こる全てのトラブルを「これも受検、これも人生」と受け入れながら、楽しんでみてください。
(深呼吸は試してみてね。)

僕が皆さんに対して一番に思うのは、感謝です。本当にありがとうございました。難しかった過去問演習、最後まであきらめずによく続けてくれました。プラクティスで思うように点数が振るわずに歯痒い思いをしても、最後まで走り抜けてくれました。授業では、まっすぐなまなざしを向けながら、集中して話を聞いてくれました。一方、下らない雑談をしているときは、楽しそうに盛り上がってくれました。ときに、僕がミスしたり、長々とどうでもいい話を続けたりしたときは、「先生、何やってんの。」とツッコミを入れてくれたこともありましたね。めちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとう。

少し照れ臭いですが、皆さんのそういった姿を見て、僕は元気をもらっていました。提出される宿題・作文の量が日に日に増えていく様子を見て、もっと頑張ろうと力をもらっていました。いろいろなキャラクター・個性を持っている生徒たちの中で、皆さん一人一人の顔を見ながら授業ができることは、本当に幸せなことだなと思っています。生徒の皆さんがいてこその授業であり、生徒の皆さんがいてこその洛ゼミ講師です。僕を「洛ゼミ講師」にしてくれてありがとうございました。

本当に感謝しかないのですが、最後に皆さんにお願い事を一つ。

受検生活の中で感じる辛さや苦しさ、起こるトラブルは、皆さんが一生懸命に受検と戦った証拠です。一生懸命やっているのに成績が上がらないから辛いのであり、遊びたいのにその気持ちを必死に抑えているから苦しいんだと思います。集中してやっているから、予期もしないことが起きたときに驚き・戸惑いを感じ、トラブルとして強く印象に残るんだと思います。みなさんの受検勉強は、そんなことの連続だったのではないのでしょうか。

辛い思いをしたから必ず受検に合格する、といった優しい世界ではありません。それは事実です。しかし、受検で苦しんだ経験によって、いつか誰かの悩みに寄り添ってあげられるかもしれない。受検で辛かった経験が、誰かを励まし、アドバイスするのに役立つかもしれない。受検のトラブルが笑い話になって、周りの人を笑わせられるかもしれない。志望校合格や自分の夢を叶えるといった大きな幸せもいいですが、誰かが笑顔になるこういった小さな幸せが、たくさん積み重なっていくのも素敵ではありませんか。

今一生懸命努力したことは、いつかの誰かの笑顔につながり、結局は自分も笑顔になって、ちょっとだけハッピーになれる。このサイクルを僕はたくさん作っていきたいなと思っています。皆さんにも目の前の結果や見返りの大きさだけに囚われず、「いつかの小さな幸せ」のために努力し続けられる人であってほしい、と僕は思っています。

いつかの笑い話のために、今を一生懸命生きろ。

全ての洛ゼミ生の、これからの大大大活躍、心から楽しみにしています。
受検、全力出し切ってこい。Fight!Show Time!!

まずは、これまでの自分を振り返ってみて下さい!

そして、自分の可能性を信じて下さい!

最後に、楽しんできて下さい!

陰ながら応援してます

緊張は頑張ってきた皆さんへの最後のプレゼントです!!

満点は必要ありません。必要なのは全力を出し切ることです!

さあ、気合入れていこう!

皆さんの将来の夢は何でしょうか。もうすでに決まっている人。まだ決まっていない人。様々だと思います。私も将来の夢がまだ決まっていない人の一人です。

人生というのは,何が正解で何が間違っているのかわからない道を,わけもわからず歩むということなのです。

何が何だかわからず洛ゼミにきて,「あの先生は結局何が言いたかったんだろう。」と思い,何が何だかわからないまま次の日がやってくる。

そんな毎日は受験が終わると終わってしまうものなのでしょうか。皆さんが「工夫して勉強してみよう。」と思って考えた力は,受験が終わってからはもう価値がなくなってしまうのでしょうか。大人になったら今までやってきた「勉強」は意味がなくなるのでしょうか。

そんなはずはありません。どんなにわけのわからない環境に置かれたとしても,みなさんは「与えられた場所で輝く」ということを見事に実行してくれました。

それは受験という狭い狭い箱の中に収まりきるものなんかではないはずです。

自信をもち,胸を張って道を歩きなさい。

洛北・西京附中を受検する皆さん

皆さんはいつから洛北・西京附中の受検勉強を始めましたか?
小学4年生や5年生から始めた人、もっと前から始めていた人、6年生になってから急に受検したくなって始めた人…
いろんな人がいると思います。

そしてその時はなぜ、洛北・西京附中を受検しようと思ったのでしょうか?
「親から言われたから」という人もいれば、「ただ中学受検をしてみたかったから」、
「家から近かったから」という人もいるでしょう。
また、さらなる成長や高みを目指して受検を決めた人、初めから洛北・西京附中の魅力に惹かれて合格したいと望んだ人もいたことでしょう。

そんな皆さんにとって、受検勉強を経た今、洛北・西京附中はどんな学校になっているでしょうか。
改めてなぜ、洛北・西京附中を受検しようと考えているでしょうか?
そこにはきっと、憧れの学校に合格したいという純粋な気持ちに加え、
「今まで頑張ってきた受検勉強の締めくくりの場所」
「成長のための目標であり続けてくれた学校」
に、
「成長した姿を見てもらうため」
「自分が積み重ねてきた努力の成果を発揮するため」
こんな気持ちも含まれているのではないでしょうか。

最後の皆さんの仕事は、今まで積み重ねてきた、成長してきた自分の全てを受検会場で発表してくることです。
最後までやり切った姿をお家の人や先生たちに見せることです。
その成長した背中がお家の人や先生たちにとって最大の喜びになります。
4月からは中学生になります。そのための一歩を踏み出してきてください。
応援しています。

洛北西京を受検するみなさんへ

少し,中学生になった自分を想像してみてください。

真新しい制服を着て,リュックを背負って,登校している自分。
風が心地よく,気分もかろやかです。
隣にいるともだちは,中学校で新しく知り合った子でしょうか。
リュックが少し重いですね。授業の科目が増えて,教科書も分厚くなったからでしょう。
生徒の数も小学校よりずっと多いですから,ともだちもたくさんできるでしょうね。

もしかすると,部活の荷物なんかも持っているかもしれません。
みなさんは何の部活に入っているでしょうか?
野球部?サッカー部?吹奏楽部?クイズ研究会なんてのも,いいかもしれません。
大会やコンクールに向けて,全員で一生懸命練習するのも,なかなか楽しいですね。
もしかしたら部活には入らずに,やりたいことを満喫している人もいるかもしれません。

運動会や修学旅行,文化祭のような学校行事もたのしみですね。
小学校のときよりも,ずっと規模が大きくなっているはずです。
ずっと自由に,ずっと好きなことができるようになっているでしょう。
中学生になったら,もっと自由にやりたいことができるようになっているはずですから,
たとえば休みの日に,友達と遠出してみるのもいいですね。

美しい景色を見て感動したり,聴いたことのない音楽を聴いて将来の夢を見つけたり,
読んだことのない本と出会って衝撃を受けたり,見たことのない映画を見て涙したり,
思いがけない人と出会って驚いたり,自分って何だろうと考えにふけったり……。
これまでの人生で出会ったことのないものに,たくさん出会うはずです。
みなさんは中学生なのですから!

……さて,想像を膨らませて,素敵な中学生になりきれましたか?

でも,この想像を想像で終わらせないために,ここまでよくがんばってきましたよね。
テストが返ってきて悔しかった日,嬉しかった日。
洛ゼミの教室の匂い,何度も読み返したテキスト,ボロボロになった教科書,
真っ赤に添削された作文用紙,書き込みであふれたノート。
そんなもののひとつひとつが,今となっては懐かしく思えます。
みなさんの努力の証,勲章です。

ここまでよくがんばりました。本当によくがんばりました。
みなさんはびっくりするほどの成長を間近で見せてくれました。ありがとう。
みなさんの積み上げてきたものは本物です。
受検会場に向かい試験を受ける準備は,間違いなくばっちりです。
ここまで本当によくがんばりました。
みなさんは先生の自慢です。

そして,あともうひとふんばりです。

あこがれた志望校は,もう,すぐそこまで来ています。

最後の最後まで,必ずあきらめないでください。
思い描いた以上に,ずっと素晴らしい世界が,そこに待っているはずなのですから。

さあみなさん、いよいよ本番です。

受検当日を迎えるみなさんの気持ちは、まさに十人十色、きっと人それぞれだけど、どんな気持ちであったとしても、おそらく今の気持ちは多くの人が、ずっと覚えているんだろうなと思います。小学生のいま、周りの受検しない友達をみては羨ましく思ったり、クリスマスや年末年始に家族や親戚がゆっくりしているのを横目に勉強したりして、多くのことを我慢しながら受検に挑戦してきた経験は、本当にかけがえのないものだと思います。まずはいったん、本当に本当にお疲れ様でした。最後に先生からみなさんに、伝えたいことを書いてみようと思います。

先生がこの仕事をするようになってから今日まで、洛北・西京受検という大きな目標に挑戦するみなさん(とその先輩たち)を見守ってきて、毎年ひしひしと感じさせられるのが、「挑戦」することの厳しさと、その尊さです。 

挑戦とは、「挑」み、「戦」うことですから、まずは「挑」むと言えるだけ、今の自分より高い壁を見つけることからスタートします。そして、自分が見つけた壁に向かって、懸命に「戦」うこと。これらが合わさって、挑戦することができたと言えるのだろうと思います。 

壁を越えるためには、今の自分よりも大きく成長しなければならない。しかもその成長には、入試当日という“締切”がある。多くの人たちにとって、これは初めての経験だったと思います。みなさんにとって、初めて経験するような大きなストレス、苦しみになっていたかもしれません。 

さて、こうした厳しい環境に身を置いたとき、みなさんは自分の意思で、「周りの人たちを頼りにする」ことを経験したと思います。今の自分を大きく上回る高い壁に向かって戦うためには、自分以外の人たちの力が、必要になってきます。壁が高ければ高いほど、多くの人の、大きな力が必要です。

思い返してみてください。皆さんの受検を応援し、皆さんのことを想ってくれた人たちは、たくさんいましたね。塾への送り迎えや、お弁当の準備をしてくれた人。成績が伸び悩んだときに励ましてくれた人。実際に勉強を教えてくれた人。みなさんが受検することを知って神社にお参りにいったり、お守りをプレゼントしてくれたりした人もいるでしょう。我々のような先生たちも、微力ながらその1人になることができたかもしれません。こうした周りの人たちが支えてくれることのありがたみや温かさ、そしてそれが本当に恵まれた環境であったことに、最後に気が付ける小学生になれたことが、洛北西京受検という高い壁に向かって「挑戦」したことのご褒美の1つであって欲しいと、先生は願っています。 

本番は、自分を支えてくれた多くの人たちへの感謝を胸に、「最後まで」精一杯の力を出してきてください。支えてくれた人たちは、たしかにみなさんが合格することを強く願っています。でも、何よりも願っているのは、「本番で精一杯やりきってきてくれること」「持っている力を出し切ってくれること」です。これまで応援してくれた人たちへの1番の恩返しは、諦めずにやり切った、清々しい顔を見せてあげることだと思います。 

皆さんのこれまでの努力は、きっと1つ1つが確かな力となって、当日の味方になってくれることでしょう。本当に頑張りました。でも、そこには、たくさんの人の支えがあったこと。受検生活の最終日は、そこに想いを馳せることができる1日にしてください。そしてできれば、「今日までありがとう」の一言がいえる人に、なってください。 

…先生もこの1年間、洛ゼミをみなさんにとっても、そして洛ゼミの先生たちみんなにとっても、最高の場所にする、もっともっと関わりたいと思ってもらえる場所にするという、大きな「挑戦」をしてきました。 達成できたのかは分かりません。でも実はそこは重要なことではないかもしれませんね。「挑戦」を成功させるために精一杯やってきたこと自体が尊いことだと思っているし、それを伝えたいと思ったからこそ、頑張ることができました。

1番近くで支えてくれた洛ゼミ生のみなさんに、心から感謝しています。みなさんが悩みながらも、授業に来ればまっすぐに先生たちの方をみて、ときに笑顔を見せながら勉強を続けている姿は一生の思い出で、僕自身がそれを励みにして頑張ってくることができました。今日まで本当にありがとう。

試験が終わった日には、よければ洛ゼミ御所南教室(洛北教室のみなさん、ごめんなさい!先生たちがみんな会えるように、今年は御所南教室です!)に顔を出してくださいね。洛ゼミファイナルで撮った写真は、印刷して待っていようと思います。あとジュースかお菓子くらいかな。笑参加資格は、試験時間中に諦めずに最後まで「戦」ったことですよ!発表までは、常に合格者としての振る舞いをしてください。がんばれ!

受検を迎えるあなたへ

今日の日まで、本当によくがんばってきましたね。
つらくて、くじけそうになり、やめたくなった時、泣き出してしまった時もあったことでしょう。それでも、あなたは何度も、何度も乗り越え、受検の日を迎えようとしているのです。本当に尊いことだと心から思います。

洛北・西京附属中学を目指して、本気でがんばり抜いたあなたは、実は、すでに成功しているのです。今までに身につけた思考力、表現力、分析力はもちろん、集中力、忍耐力、精神力は、大きな武器となり、絶大なる自信となり、今後生涯にわたり、力強く、あなたを支え続け、好循環を生み続けてくれることでしょう。

大変な日々の連続だったとは思いますが、あなたは本当に貴重な財産である「成功力」の一つを手に入れたのです。この仕事を40年近くしてきた者として、人生の先輩として、ブライトン.グループ代表として、自信をもって、保証します。

この圧倒的にすごいパワーを持つ「成功力」を完全なものとするには、もうひと仕事しなければなりません。本番の試験であなたの本気を出し切ることです。少しは緊張もしてほしいですが、恐れる必要はありません。なぜなら、あなたはすでに「成功力」の一つを手にしているのだから。

夢への経路は、「ご縁」の世界だと私は考えています。あなたが考えた経路とは違うこともあるでしょうが、中学、高校と努力を惜しまず、「成功力」を一つ一つ手に入れていけば、必ず、あなたの夢は叶うことでしょう。

今まで、真摯(しんし)に、努力を重ねてきたあなたを心から尊敬し、我が塾の塾生であることを誇りに思います。

あなたの目の前には無限の可能性に満ちあふれた明るい未来が広がっています。恐れることはない、勇気をもって進んで行ってほしい。

見た夢は叶う

Brighten the world !